繁栄の象徴【葡萄】を
モチーフに取り入れています。
葡萄はひとつの房に
たくさん実をつけることから
『多産』『子孫繁栄』
八方に広がる
根や枝から『繁栄』
を象徴するそうです。
手にしっくり馴染む
丸みを帯びた取っ手。
丸棒を叩いて広げて
グッと内側に丸めた
手仕事ならではの形状。
縦格子の向きも
角を前面に向けて
リベットでかしめる。
細かいところもリベット。
裂いて通す。
オーソドックスなスタイルを意識して
鍛冶屋技術と
手仕事でしか作ることができない工法や
きれいなラインにこだわって制作した門扉。
ロートアイアンの門扉としては小ぶりですが
既製品の大量生産のものと比べて
開け閉めの際に格式を感じる重厚感が
心地いいです。