鍛鉄とは

コークス炉

 

全てを手作業で

 

鍛鉄とは鉄を炉やバーナーで熱し
赤く柔らかくなったところを
金床(アンビル)などの上でハンマーで造形する
主にヨーロッパで発展してきた
鉄の金属工芸のひとつです。

 

イメージしやすいもので言うと
ヨーロッパの街並で目にする
鉄の吊り看板や門扉などでしょうか。

 

英語では鍛鉄を
ロートアイアン(Wrought iron)と言います。
海外でロートアイアンの職人さんを
ブラックスミス(Black Smith)と言います。
ドイツではマイスター制度があり
人々から尊敬される職業です。

 

ヨーロッパでのロートアイアンの歴史は
紀元前まで遡ります。
日本に鍛鉄が持ち込まれたのは
わずか半世紀前。

 

国内では一般的には
まだあまり知られていない技術ですが
鉄を つぶす・ねじる・伸ばす・裂く
といった加工で
工業製品とは違った
鍛鉄特有のあたたかみや強さがある表情を
冷たい鉄から引き出すことができる
金属工芸技術です。