無垢の杉板 × アイアンのテーブル完成。
脚は厚めのフラットバーを使い
シンプルだけど重厚感があります。
脚をコークス炉で熱します。
赤くなったところをアンビルに打ちつけて
末広がりに形作ります。
再び熱して穴をあけて
補強のバーを通して
熱して打ちつけて
かしめて留めます。
見た目はすごくシンプルですが
あえて手間がかかる行程をとっています。
脚の材料はすべて火に入れ
赤くなるまで熱し
焼き肌をつけてあります。
既製品にはない
鍛冶屋の手仕事ならではの表情です。
このテーブルのコンセプトは
1枚板を邪魔しないよう
主張し過ぎず シンプルなデザインで
手間がかかり高価になりやすい鍛鉄製品を
最低限 鍛冶屋としての仕事をしていながら
安く仕上げる。
そして さりげない渋さ。
です。
材料がとても重厚なので
あえて揺れに対しての補強を入れてませんが
全然揺れません。
地震が来たら
まずこのテーブルの下に隠れよっと。