リモコンで開ける門

自動開閉装置付きの大きな両開きの門を製作しました。

 

 

当初は少し朽ちかけた古い門扉を修理して欲しいとのご依頼。

 

使えるよう直すことも勿論可能でしたが、

見えている腐食の酷いところを部分的に直したところで

長くは持たなそうでしたし、新たに長く気持ちよく使えるように

新規製作を提案し、古い門は撤去し作り変えることになりました。

 

お客様からできればリモコンで開閉できるようにしたいなぁ

とご要望があり、メーカーから資料を取り寄せたところ

2〜30万くらい位かと思っていたら

電動パーツだけで100万円位してびっくり!

お客様のご予算範囲から大きく上がってしまうけど

作ったことがないので自分の経験としてもやってみたい。

安く出来る方法は無いか青梅に工房を構える先輩に相談したところ

自身でパーツを輸入しコストを抑え、配線や設定までできるとのこと。

心強い協力をえることができました。
(この先輩、20代の頃自作キャンピングカーで日本一周したり
知識量などとにかく凄い人)


本体は出来るだけ軽くするようパイプ材で。

デザインはシンプルに。

それでも工房でひっくり返したり持ち上げる時は

なかなか大変な重さでした〜。

 

野外に設置するので、工房で制作が出来たら

亜鉛メッキ工場に持ち込んでメッキしています。

後日引き取りに行き工房でバリ取り、塗装。

これでもう錆びて朽ちることは数十年無いはずです。

 

取付工事は数日かかりました。

古い門扉の撤去に1日。

電気屋さんと電源の引き込みに1日。

機械関係の事前配線に1日。

門扉本体の取り付けに1日。

開閉装置の取り付け、配線、調整に1日。

トータル5日。

 

本体の取り付けは一人では大変なので、また別の大先輩に

助っ人をお願いしまいました。

 

昨年の停電を機に買ったウェルダー発電機の初出動に。

 

私は助けを乞うのが苦手でいつも一人で頑張っちゃうのですが、

今回は沢山の人に助けていただき

人の繋がりのありがたさが身に染みました。

 

出来ないこと、苦手な事は得意な人にさっさと頼り

得意な事をバシバシ伸ばした方が効率的ですよね。

 

そういえばYouTubeに今回の内容を短くまとめた動画を投稿しました。

たまに普段の仕事の紹介もありつつですが、

観て楽しんでいただけるようなものづくり動画を

勉強して投稿していこうと思っています。

チャンネル登録お願いいたします!

 

コメントはこちら

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください