先日 試作のフライパンで
ベーコンエッグを焼きました。
この図を見ると
思い浮かぶのはこれ…
鉄のフライパンのおいしさは
シンプルな目玉焼きが
1番わかりやすいです。
白い煙が立つまで熱したフライパンに
多めの油をひいて
あたたまった油がサラサラになったら
たまごを割り入れます。
ジュワ〜。めっちゃいい音
先程の手順通りに焼けば
たまごはスルッと離れます。
このヘラ
もちろんコレを意識して… ^^;
ちょうどいいのがあった。
もしかして同じ?
では いただきまーす。
おいしい〜!
って思った直後に感じた違和感。
当たり前のことかもしれないけど
わたしは気づいてしまったのです。
|鉄のフライパンを「育てる」って?
新作フライパンで焼いた目玉焼き。
もちろんおいしいんだけど…
いつもの方が何倍もおいしい。
ほぼ毎日使っている
鉄のフライパンで焼く目玉焼きが
いかにおいしいかがわかる。
なんでだろう?
≡鉄のフライパンは旨味の宝庫
鉄のフライパンは使用後
ぬるま湯&たわしで汚れを落として
火にかけて水気を飛ばし
薄く油を塗っておきます。
汚れは落ちて旨味は残る。
目玉焼きの白身を食べたとき
前回調理したときの旨味を
ほんのり感じることがあります。
鉄のフライパンは
焼き具合が最高だけど
このフライパンに染み込んだ旨味が
料理をおいしくしてくれるんだ!
魔法のスパイスは
今まで蓄積された
料理の旨味達だったのか!
今まで気づかなかった。
当たり前すぎて
気づけなかったのかな。
再確認させていただきました。
≡使用感と味を育てる
鉄のフライパンは使っていくうちに
油が馴染んで焦げ付きにくくなります。
育て続けたフライパンは
なくてはならない相棒になります。
わたしは4つの鉄フライパンを使い分けてますが
そのうちの2つが相棒となりました。
(あとの2つはサイズや厚みのせいで登場シーンが少ない)
使い込んでいくうちに蓄積された旨味が
料理においしさをプラスしてくれる。
『鉄のフライパンを育てる』って
使い勝手を育てるだけじゃなくて
おいしくなるようにも育てているんだね。
これに気づいたわたしは
相棒たちがさらに愛しくなりました。