「こだわった住まいだからこそ、おしゃれな手すりを探している」
「アイアンの手すりはどこの業者が品質も信頼できるのかわからない」
【IRONWORKS ado】はそんな方の『最適解』になるべく生まれました。
数あるサイトの中から当サイトを訪れていただき誠にありがとうございます。
はじめまして、IRONWORKS ado代表で全アイテムを責任を持って制作しております蠣崎良治(カキザキリョウジ)と申します。
少し長文になってしまいますが私の自己紹介も合わせてご一読いただくことで、 IRONWORKS adoの商品説明欄や写真ではお伝えしきれない部分を知っていただけたら幸いです。
私、蠣崎は本格ロートアイアンでフルオーダーの工房『鍛鉄工房ZEST』を運営しております。鍛鉄工房ZESTでは、商品というより『作品』という意味合いが強いことが多いのですが、これまで培い磨いてきたこの感性と技術は、もっと手軽にお選びいただけるように商品とすることで多くの方に喜ばれるのでは?と思うようになりました。その思いから『本物のロートアイアン製品をセミオーダーで簡単に早く』、そしてより多くの方にお選びいただきやすい商品を発信することをコンセプトとしたブランド【IRONWORKS ado】を立ち上げることにいたしました。
個人の小さな工房ですが、だからこそできること、私にしかできないことがあると考えております。 金属加工、西洋鍛冶師としての技術と知識、仕事の速さと丁寧さには当然誰にも負けないことを信条としており、最低限の土台だと考えておりますが、私の強みは一般的な鉄職人には無い、有数な修行経験から得た『用の美』への意識だと考えております。
10年ほど勤めた機械製造会社で板金技術(いわゆる一般的な鉄工所の職人の技術)を身につけた後、より深い鉄の工芸、芸術の世界に魅せられ、かなりの覚悟を決めて西洋鍛冶(ロートアイアン)の世界へと進みました。弟子入り修行させて頂いた国内有数のロートアイアン工房では、古典的な鍛治技術を用いながら自由な造形で『大胆に繊細に』作り上げるをテーマに、今まで見た事の無い強く美しい鉄のインテリア・エクステリア、オブジェの制作を経験しました。そこでそれぞれに素晴らしい感性の兄弟子たちにも恵まれたこともあり、それまで希薄だった物への美意識を急速に学ぶことが出来ました。
2023年夏にはイタリアで行われた鉄のビエンナーレでは、その兄弟子たちと共に日本を代表し海を渡り、オブジェ制作を依頼される作り手として誉な機会にも恵まれました。
無垢の鉄を叩き作り、『火造り鍛造』とも言われるロートアイアンは、日本では歴史が浅く建築にも文化がありませんので、鉄を型に溶かして作る『鋳物(イモノ)』とよく間違えられます。日本で見る豪華そうに見える門扉やフェンスでアイアン製と認識されているものは、ほぼこの鋳物によるロートアイアンを模した物です。(イタリアでは鋳物もアルミの物もほとんど見かけませんでした)
IRONWORKS adoはこれまで見てきた鉄の世界での経験を活かし、使い続けるほど好きに、本物と言っていただけるような商品を提案して参ります。
当ショップはアイアン製品の販売ショップとしてはアイテム数もまだ少なく、信頼に足る要素も弱いかもしれません。しかしながら、アイアン製品をお探しでご縁のあったお客様にとって、必ず最適な選択となり喜んでいただけるよう手間や技術を惜しまず、誠実な説明と仕事を心がけ、作り手として『良い物を遺す』『喜ばれる』ことを信条に制作しております。
業者様のまとまった量のご依頼にも、一点一点誠実な仕事でお応えいたします。
(割引もご用意しております)
私生活では二人の息子と書籍のデザインをしている妻との4人暮らし。
自然、映画、焚き火、ウイスキー、ギター、猫、蕎麦、自由が好きです。
長く暮らすこだわりの住まいだからこそ、良いものと。
お問い合わせを心よりお待ちしております。
IRONWORKS ado
蠣崎 良治