ある日 夫が
「サラリーマンを辞めて
鍛鉄の道に進みたい」
と言い出して
「はぁ?(ナニイッテンノ)」となったが
両親はわたしよりも
すんなり受け入れて応援してくれた。
中でも祖父がいちばん
応援してくれていたかもしれない。
アートに精通していたからかな?
独立した夫の
最初のお客さんにもなってくれた。
その祖父が
97歳を目前にして
昨年の暮れに
逝ってしまった。
祖母が亡くなってから15年間
倉敷の戸建てに
ひとりで暮らしていた。
最後まで背筋を伸ばして
杖もつかずに颯爽と歩いていて
とても格好よかった。
写真を撮るのが大好きで
パソコンやタブレットも触り
ZESTのHPもよく見てくれていた。
離れていても
わたしたち家族をいつも思ってくれて
わたしたちはそんな祖父が大好きだ。
もう会えないなんて
悲しくてたまらないけど
「おじいちゃん 見ててね!」
という思いで
前へ進んで行こう。
祖父が生きてきた町。
母が生まれ育った町。
わたしの出生地。
大好きな倉敷の写真は
祖父が倒れてから
亡くなるまでの29日間に
わたしが撮ったもの。
今は 祖父のDNAを
自分の中に感じることが
とても嬉しいのです。
前回の夫のブログを読んでみたら
わたし先を書いてしまった…?
ごめんよ 夫。