眺めのよいバルコニー。
・景色を遮らない
・お子様やペットの落下防止
の2点を兼ね備えたフェンスです。
アイアンとポリカーボネートで
シンプルなデザイン。
ポリカーボネートの特徴
[ メリット ]
耐衝撃性
衝撃に強く割れにくい。
アクリル板の30倍・強化ガラスの100倍の強さ。
プラスチック素材の中でも最強クラス。
透明性
ガラスに等しい透明性。
自己消火性
燃え広がりにくく
自然に火が消えていく自己消火性素材。
火災時は有毒ガスが発生しない。
ちなみにアクリルは可燃性で燃えやすい。
耐候性
紫外線に強く
-40〜120℃まで耐えられるため
屋根や看板など屋外利用に最適な素材。
[ デメリット ]
表面硬度が高くないので
ブラシ等でこすると傷がつき
透明度が低下する。
アルカリ性の薬剤に弱く
接触すると劣化する。
ココにわかりやすく書いてあります → ★
ポリカーボネートは衝撃に強く耐候性も高いので
陽や雨に当たる屋外での使用が最適。
アクリルは比較的傷がつきにくく
透明度はポリカーボネートより高いですが
耐候性は劣るので屋内での使用が最適。
色々検討した結果
厚さ8mmのポリカーボネートにしました。
鍛鉄工房ZEST
初のパネルタイプ。
透明度が高くスッキリ見えて
アイアンとの相性もよし ^^
こちらは取り付け中の様子。
内側に傾斜している笠木に
フェンスを垂直に立てる…
座金の角度とかどうやって…?
チンプンカンプン
角打ちした手すり部分が手に優しく
マットな質感が心地いい。
多くの樹脂には反りが出る特性があるので
四隅に穴を開けてボルトで留めます。
穴あけは現場で。
緊張の瞬間×20=クタクタ
傷がつかないように
細心の注意を払います。
いつもより軽いのに
いつもより疲れる〜 ^^;
この留め部分が
全体のアクセントになっています。
これらの写真を見た後に
ネットで色々なバルコニーフェンスの画像を見ると
冷たく無機質な感じに見えました。
と言いつつ
わが家のフェンスも超無機質だったりする。
直線だけのフェンスですが
火に入れて叩いて組み上げたものは
遠目で見ても
命のあたたかさを感じます。
人の手が入った鉄は
あたたかい。
わたしは夫が鉄の道に進むまで
それに気づけませんでした。
気づけた今は感性が豊かになった気がします。
感謝。